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わらうられつ
あしのり
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オイッコガールが部屋に来ている
クリスマスに彼女への帽子を編んだ

彼女は帽子をかぶったまま目玉焼きを焼いて朝食の支度をした
わたしはそれを眺めながら仕事へ行く支度をした

この部屋の景色が優しくて ふるえた


オフィスで怒濤のような仕事をゆるりとしながら
明日には帰国してしまう彼女のことを考えた

ここ数日 わたしの感覚が鋭くなっていて
ひどくしあわせなきもちにあふれたり
過剰にいらいらしたり悲しくなったりする

 

帰宅したら部屋に電気がついていて彼女はまだ起きていた

ふと見ると枕元に芥子色の包みがあって
タツノオトシゴのオブジェと緑色のノートブック
それからつたない日本語で書かれた手紙が入っていた
今日考えていたことがいっきにあふれて泣いてた



わたしは今までママとふたりだった 家族についていま学んでいて
あなたが産まれてここに在ることを こころから嬉しいと思ってる
ありがとう




恋人が夫婦になることは難しい
夫婦が家族なることもたいへん
だけど 親族は最初から家族
本能で共鳴する繋がりなのだと思った



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2008.12.23-12.26
わたしのオイッコガールが会いに来てくれた
彼女は英語圏で育った 今日 初めて会う


2008.12.23.休日
東京/新宿へ到着したオイッコガールを部屋へ案内したあと
わたしは16時まで仕事場に居た

雑誌広告の締め切りがあって 午後に上司君宛でアポイントがあった
そのために どうしても残っている仕事があった


2008.12.24.休日 ふたりで朝食
ひさしぶりにお料理をした気分

オイッコガールは
ユニクロと紀伊国屋書店と東急ハンズへ行きたいと言った

新宿へ出て そのあと 代々木上原のDADAカフェでごはんした
DADAカフェは彼女の母親が住んでた部屋にとても似ている
食事をしながら わたしの知る彼女の母親について話した

わたしは彼女の母親がすきだった
そしてその部屋もだいすきだった


渋谷
たまたま立ち止まったら 名を呼ぶ声がして友達が登場
彼は今イギリスの大学に居て一時的に帰国してるらしい
これほどたくさんのひとがいて 初めて訪れる土地で再会
あと10秒ズレていたら 存在しないこのミラクル
歯車がきれいに噛み合ってると思った どきどきした

 
彼女はママの妹の娘で
彼女の母親に似ている


部屋へ帰って
ふたり写真


彼女は英和辞典を上手に使っていろんなことを話してくれた
わたしは伝わりやすくなるように彼女の解る日本語を選んで話した 


好きじゃない は きらい
美味しくない は まずい
近くない は 遠い
得意じゃない は 難しい
(難しい は ふたりの間でとても便利な言葉だった)

無駄な言葉が削がれた日本語はとてもシンプルで
日本語ってあいまいで多様で複雑なのだと知った


オイッコガールは
今日がこの旅で一番楽しかったと言った
どの街もすてき好き だけど いつもひとり
今日はレイさんが居た ふたりでいると楽しい
今日が特別な日になったと言った

わたしは彼女をすきだと思った
 
・職場の波動というか情緒パターンとして.毎年1月はなにかある...前年11-12月の乱れの膿が放出するかのような激変.それを1年かけて癒す.安定しはじめる夏.安心する秋.嫉妬してかき乱れる冬.その繰り返し.掻きむしって傷を舐めて太らせている.

・上司君はたぶん.無駄を省いて数字をあげる.そのスタイルがたぶん邪魔...わたしは恐れている.....

・自分よりも秀でたものを認めて上手に使えること.これも管理職に必要なスキルだと思う.
 
・それよりも.この企業が上司君を失ったらどうなのだろう.うまくまわんない.と思う.わたしが上司君を失ったらどうなのだろう.がんばれない.と思う.



日付が変わる瞬間にビルを出た 夜の表参道が寒い つんと冬のにおい
携帯開いたら わたしに甘えたいひとからメールが来てた
静かにそれを閉じた たぶん返信しない




年末年始の件でメールが配信され 上司君がすっくと立ち
くるくるとオフィスをまわって物事を裁いていた
どう考えても配信者で上司である彼が動くべきなのになあ
ちゃくちゃくと上司君の手元で空白が埋められて
きちんと在るべき形になってった
わたしはその気配や気使いを感じながら黙々と仕事した

「結局、こういうとき具体的に動くのって上司君ですね」
と戻って来た上司君に言うとそんなこと考えてもなかったという顔をした
わたしはそんな上司君にあんしんした




社長との打ち合せを中断した上司君は 忠犬のように社長を待っていた
途中で電話が鳴り上司君が席を立った 戻って来た上司君は
ふたたびオフィスをくるくるちゃくちゃくと動きはじめた
いろんな電話をしてる 社長とも電話してる システム屋とも電話
上層部とも打ち合わせる 状況を把握したらわたしに指示 また電話
わたしは上司君の動きを静かに意識しながら黙々と自分の仕事をした

戻ってきた上司君は一通りのことを上層部に報告した

誰かとひとつになってプロジェクトを進行するというのは
言われたことをただやるだけでは結果が出ないのだ
発案された物事をヒントにビジネスをやるということだ

率先してこころと頭を使う ひとを動かす
そこに導線をひいて意味を宿すこと
その合理性に努力すること
上司君はそういう才能があると思う

ちいさなこともおおきなことも
上司君の手の中できらきらしてると思った
ちょっとわくわくした

がんばろうと思った




・それに等しいものでないと.インスタントで終わる.

・誰もが逆転ホームランを待ってる.

・のりしろに隠しておいた.

・仕事はやく処理するために階下のコンビニ.ここのとこ毎日あまいパンとカップ麺.女子度くすむ.

・いちばん触れてほしいところを.最後に隠している.

・だるだるというか.吐き気というか.頭痛というか.あいまいな不調が疲労に絡んでる.

・で携帯開いたら.嬢からで.まだ首の座るJr.と向かい合って微笑んでる画像ついてた.嬢はもう.ひとりじゃないんだなあって思って.じーん.しあわせすぎて泣いた.

・世界がいっきに色褪せた.

・携帯サイト用の素材って難しい.どう作ってもキタナイ.みんなどう作ってるのかな.あっ.もしかして.文字イラレから持って来ないで.フォトショ上で描いたらきれーなのかな ...

・明日の休み返上した.


わたしはわたしをしあわせにするひとを
もう見つけてるのかもしれないと思った


 
今日はあまりいい話できなかった
ひとの焦燥に照らされてすっかり感化されてる
不細工な顔をしたひとと呼吸すると
不細工な私になる 出過ぎたことばかり考える
あまりにもよくなかった

なにもできないくせに いろんなこと思案する
なにもできないから 愚痴に成って腐臭する

こういうとき物事を正しく浄化させることのできるひとを
4つめの瞳にすべきなのだ




たてつかない
疑問を感じない
何も言わない
波風たてない

それが上手にやってくひとつの方法だろう
できなかったら はじかれる たたかれる

何も感じない
何も発しない
そういうものになりたい

いま見える色を亡くしたい
わたしの表現の総てを殺したい

  
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