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あしのり
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2008.11.29 Sat 00:00:00
午前指定で到着した荷物が2つ オフィスで使うためのピンクの革のスリッパと働くわたしのくろい靴 それを受けとってまた寝てた きちんと起きたら もう夕方だった 休日の全部を睡眠でおわった感じ スッピンのまま部屋を出て暗くなった世界を自転車で走った
名刺ケースを買うこと/新しい靴に靴底を貼ること/クリスマス限定のロクシタンのスキンケアセットを見ること/オフィスのランチマットとカップを新調すること
そういう雑用をするために渋谷へ なんだか暖かい夜だった
ひとつめの荷物が届いたとき夢を見てた
ふたつの場所に二回行く夢だった
仕事みたいな行かざるを得ない理由で案内されたショッピングモールの植物コーナーに
再び立っていた ここへ来たくて訪れてた
異国のおんなのひとが嬉しそうにわたしと話していて
この土地を想うための植木をひとつ見立ててくれた
仕事みたいな行かざるを得ない理由で案内された施設に 再び来ていた
そこは広大な草原で背の低い雑草が枯れて風に揺れていた
施設のおんなのひとが上の方を指して誇らしげに何かの説明をした
見上げたらフラミンゴが干し柿みたいにぶら下がって枯れるのを待っていた
歩いてたら草の間に転々とネコやウサギが動けなくなって枯れるのを待っていた
その施設は動物を生きたまま枯らすための何かで常に強い風が吹いてた
みんな枯れるためのものなのに いきいき生きてる色をしてじっとしていた
草原の途中までおんなのひとはついてきて挨拶をして戻って行った
そしてわたしはひとりになった
ベージュの枯れ草が倒れて風になびいてた
チャイムが鳴って目が覚めた
オフィスで使うためのスリッパが到着した
ふたつめの荷物が来た時も夢を見てた
いつも夢に出てくる住宅街を夜中に自転車で走ってた
夢でなんどか来てるからわかる この角はこっち というふうに進んだ
夜中に眠る旧い住宅街の細い路地をくねくねと抜けていきなりひろい道に出た
あれっ間違えたかなと思ったけどその道を渡ったら
24時間開いてる図書館があっておおきな自動ドアを中に入った
チャイムが鳴って目が覚めた
働くわたしのくろい靴が届いた
その住宅街は前に
ひとが死んだ話をする定食屋へ行く夢と
神社の境内でちいさなお祭りがあった夢で
同じ道を通ってた
こないだ
ふたりで忘年会しようと言われて いつですか と尋ねたら
彼にとって大事な日で わたしなんかでいいのかなあと思いながら
「いいですよ」と答えたら なんかテンションあがってて
このひとわたしと過ごしたら嬉しいんだ と思った
ちょうど彼の友達が来て 彼がこのことを友達に言ったので
そんなこと報告しなくていいのにと思いながら友達の方を振り向いたら
彼の友達は「よかったじゃん」って顔してなんかテンションあがってて
この友達はわたしが彼と過ごしたら嬉しいんだ と思った
それをどんな顔して受けとったらいいのかわかんなくてちょっと困ったけど
これが恋愛とかじゃなくても しあわせなことだなあと思って
たいせつに楽しみにすることにした
名刺ケースを買うこと/新しい靴に靴底を貼ること/クリスマス限定のロクシタンのスキンケアセットを見ること/オフィスのランチマットとカップを新調すること
そういう雑用をするために渋谷へ なんだか暖かい夜だった
ひとつめの荷物が届いたとき夢を見てた
ふたつの場所に二回行く夢だった
仕事みたいな行かざるを得ない理由で案内されたショッピングモールの植物コーナーに
再び立っていた ここへ来たくて訪れてた
異国のおんなのひとが嬉しそうにわたしと話していて
この土地を想うための植木をひとつ見立ててくれた
仕事みたいな行かざるを得ない理由で案内された施設に 再び来ていた
そこは広大な草原で背の低い雑草が枯れて風に揺れていた
施設のおんなのひとが上の方を指して誇らしげに何かの説明をした
見上げたらフラミンゴが干し柿みたいにぶら下がって枯れるのを待っていた
歩いてたら草の間に転々とネコやウサギが動けなくなって枯れるのを待っていた
その施設は動物を生きたまま枯らすための何かで常に強い風が吹いてた
みんな枯れるためのものなのに いきいき生きてる色をしてじっとしていた
草原の途中までおんなのひとはついてきて挨拶をして戻って行った
そしてわたしはひとりになった
ベージュの枯れ草が倒れて風になびいてた
チャイムが鳴って目が覚めた
オフィスで使うためのスリッパが到着した
ふたつめの荷物が来た時も夢を見てた
いつも夢に出てくる住宅街を夜中に自転車で走ってた
夢でなんどか来てるからわかる この角はこっち というふうに進んだ
夜中に眠る旧い住宅街の細い路地をくねくねと抜けていきなりひろい道に出た
あれっ間違えたかなと思ったけどその道を渡ったら
24時間開いてる図書館があっておおきな自動ドアを中に入った
チャイムが鳴って目が覚めた
働くわたしのくろい靴が届いた
その住宅街は前に
ひとが死んだ話をする定食屋へ行く夢と
神社の境内でちいさなお祭りがあった夢で
同じ道を通ってた
こないだ
ふたりで忘年会しようと言われて いつですか と尋ねたら
彼にとって大事な日で わたしなんかでいいのかなあと思いながら
「いいですよ」と答えたら なんかテンションあがってて
このひとわたしと過ごしたら嬉しいんだ と思った
ちょうど彼の友達が来て 彼がこのことを友達に言ったので
そんなこと報告しなくていいのにと思いながら友達の方を振り向いたら
彼の友達は「よかったじゃん」って顔してなんかテンションあがってて
この友達はわたしが彼と過ごしたら嬉しいんだ と思った
それをどんな顔して受けとったらいいのかわかんなくてちょっと困ったけど
これが恋愛とかじゃなくても しあわせなことだなあと思って
たいせつに楽しみにすることにした
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2008.11.28 Fri 00:00:00
踊りたくなって久しぶりにクラブへ
初めてのmodule
B1がカウンターとラウンジ、フロア
B2がロッカーとメインフロア
みんな渋谷ならmoduleがいちばんいいって言う
でも今日のmoduleは暗くて音がこもってて
あんまり好きじゃないなあと思った
メインフロアの壁はフェルトの質感
床は滑らない床だった
明るくてきれいで天井が高くてっていうのが好きだな
高崎のWOALが恋しくなったな
少し踊って座りたくなってラウンジでひとりゆれゆれしてたら
隣の女の子のナンパにセットで呼ばれて困ったなあと思ったら
隣の彼女が一緒に行こうって言うからとりあえずつきあった
彼女は髪をセットしてミニスカートにセクシーなタイツで
彼女は上手に相手と話しててものごとに慣れていた
わたしが座らされた隣のおとこの人はみんなと知り合いで
いろんなひとが挨拶に来ててなんか知り合いが多いみたいだった
この時間がムダだと思った ちょっと座ってすぐにそこを去った
少し踊ってつかれてラウンジに戻ってひとりでゆれゆれした
箱の中に誰にも声がかけられないポジションというのがある
わたしはその場所で自分のことをするのがすきだと思った
ちらっとさっきの席を見て
やっぱり興味わかないなあと思った
ロッカーでコートを着てたら女の子が声をかけてくれて
「さっきすっごい踊ってましたよね わたし隣にいたんです
一緒にいてアガりました」
それでまた会いましょうと約束した
踊っている時は自由で誰も傷つかないから
わたしはわたしの思っていることをする
思いもしないところからわたしを楽しんで愛でてくれて
覚えてて触れてくれるひとがいてしあわせなことだなあといつも思うな
毎日 踊るみたいに過ごせたらいいのに
帰宅したら5:30
シャワーを浴びてベッドに入ったら目覚ましが鳴って
いつも起きる時間になってた
初めてのmodule
B1がカウンターとラウンジ、フロア
B2がロッカーとメインフロア
みんな渋谷ならmoduleがいちばんいいって言う
でも今日のmoduleは暗くて音がこもってて
あんまり好きじゃないなあと思った
メインフロアの壁はフェルトの質感
床は滑らない床だった
明るくてきれいで天井が高くてっていうのが好きだな
高崎のWOALが恋しくなったな
少し踊って座りたくなってラウンジでひとりゆれゆれしてたら
隣の女の子のナンパにセットで呼ばれて困ったなあと思ったら
隣の彼女が一緒に行こうって言うからとりあえずつきあった
彼女は髪をセットしてミニスカートにセクシーなタイツで
彼女は上手に相手と話しててものごとに慣れていた
わたしが座らされた隣のおとこの人はみんなと知り合いで
いろんなひとが挨拶に来ててなんか知り合いが多いみたいだった
この時間がムダだと思った ちょっと座ってすぐにそこを去った
少し踊ってつかれてラウンジに戻ってひとりでゆれゆれした
箱の中に誰にも声がかけられないポジションというのがある
わたしはその場所で自分のことをするのがすきだと思った
ちらっとさっきの席を見て
やっぱり興味わかないなあと思った
ロッカーでコートを着てたら女の子が声をかけてくれて
「さっきすっごい踊ってましたよね わたし隣にいたんです
一緒にいてアガりました」
それでまた会いましょうと約束した
踊っている時は自由で誰も傷つかないから
わたしはわたしの思っていることをする
思いもしないところからわたしを楽しんで愛でてくれて
覚えてて触れてくれるひとがいてしあわせなことだなあといつも思うな
毎日 踊るみたいに過ごせたらいいのに
帰宅したら5:30
シャワーを浴びてベッドに入ったら目覚ましが鳴って
いつも起きる時間になってた
2008.11.27 Thu 00:00:00
No.2/上司君/プレス担当と朝一番の打ち合わせで今後もっと忙しくなるから と
No.2のビジョンを聞かされ それとなく新しくひとを雇用することを示唆されて
今それはNOだとやっぱり思った
言葉を止めて静かに返事を待つNo.2に視られているのが解るけど
わたしは様々なスイッチをオフにして黙ってこくこくうなづいた
はじまろうとする沈黙を中断するように
「制作側のことは、考えずにどんどん入れちゃってください
仕事ですから。徹夜でもやります。」という声がして
目の前の上司君のオニのような言葉が 神の声のように聴こえて
視線をあげたら上司君は真剣すぎるほどで怒ってるかのような顔で。
上司君は今日午後から予定があってくるくる自分の仕事して
最後に声をかけてくれて 消えた
わたしはひとりになってある程度のデータ作成と校正作業を終えて
来月から始まるショップイベントの幾つかのPOPなどを仕上げる
何百枚のカラフル それがひとりで延々と続く
先に帰るNo.2が帰り際に声をかけてくれて
今日しているような簡単な作業等に関して今後どう思うかを話してくれた
改めてわたしの下に誰か雇うことについてそれとなく試されてる気がして
上手く言葉が出なくて あいまいな返事をしたら そんなわたしを察して
今はそれに沿う方向で返事をくれた
でも最後に
「だけど、これからも僕がんがん入れて進めて行くつもりですから」
と言った ちょっとかっこよかった 覚悟してねと言われてるような気がして
「頑張ります」
とわたしは受けて返事した これはおとこの仕事場なのだと思った
なにをここまで守りたいのだろうと思うけど
やっぱり それは今じゃないと思ってしまう
例えばわたしが倒れて病んでもちょっとだけ困るだけでどうにかなるし
会社がコケたり新規事業ができなくなったりイベントが停止したりしない
わたし程度のスキルなんて平凡すぎてどうとでもなる
誰にでもできる訳じゃないけど 誰かができるもので
同じものが作れなくても 何かを納めることができる
そうじゃないわたしの仕事をやりたい 辿りつきたい
このまま忙しくなったら
上司君は今以上にそのセンスと実力を活かして采配するだろう それを信じれる
そんな上司君に応えたくてわたしはもっとやると思う この場所だから頑張れる
「制作側のことは、考えずにどんどん入れちゃってください
仕事ですから。徹夜でもやります。」という上司君は
わたしを解ってちょっと覚悟して それであんな顔したんだと思った
わたしはそれに値するわたしの仕事をやりたい
甘えてる
こころからありがとうと思った
No.2のビジョンを聞かされ それとなく新しくひとを雇用することを示唆されて
今それはNOだとやっぱり思った
言葉を止めて静かに返事を待つNo.2に視られているのが解るけど
わたしは様々なスイッチをオフにして黙ってこくこくうなづいた
はじまろうとする沈黙を中断するように
「制作側のことは、考えずにどんどん入れちゃってください
仕事ですから。徹夜でもやります。」という声がして
目の前の上司君のオニのような言葉が 神の声のように聴こえて
視線をあげたら上司君は真剣すぎるほどで怒ってるかのような顔で。
上司君は今日午後から予定があってくるくる自分の仕事して
最後に声をかけてくれて 消えた
わたしはひとりになってある程度のデータ作成と校正作業を終えて
来月から始まるショップイベントの幾つかのPOPなどを仕上げる
何百枚のカラフル それがひとりで延々と続く
先に帰るNo.2が帰り際に声をかけてくれて
今日しているような簡単な作業等に関して今後どう思うかを話してくれた
改めてわたしの下に誰か雇うことについてそれとなく試されてる気がして
上手く言葉が出なくて あいまいな返事をしたら そんなわたしを察して
今はそれに沿う方向で返事をくれた
でも最後に
「だけど、これからも僕がんがん入れて進めて行くつもりですから」
と言った ちょっとかっこよかった 覚悟してねと言われてるような気がして
「頑張ります」
とわたしは受けて返事した これはおとこの仕事場なのだと思った
なにをここまで守りたいのだろうと思うけど
やっぱり それは今じゃないと思ってしまう
例えばわたしが倒れて病んでもちょっとだけ困るだけでどうにかなるし
会社がコケたり新規事業ができなくなったりイベントが停止したりしない
わたし程度のスキルなんて平凡すぎてどうとでもなる
誰にでもできる訳じゃないけど 誰かができるもので
同じものが作れなくても 何かを納めることができる
そうじゃないわたしの仕事をやりたい 辿りつきたい
このまま忙しくなったら
上司君は今以上にそのセンスと実力を活かして采配するだろう それを信じれる
そんな上司君に応えたくてわたしはもっとやると思う この場所だから頑張れる
「制作側のことは、考えずにどんどん入れちゃってください
仕事ですから。徹夜でもやります。」という上司君は
わたしを解ってちょっと覚悟して それであんな顔したんだと思った
わたしはそれに値するわたしの仕事をやりたい
甘えてる
こころからありがとうと思った
2008.11.26 Wed 00:00:00
わたしの部屋のうらにアパレル屋さんのショウルームがあって
毎年この時期にサンプルセールやってるから今年も見に行った
エアコンの調節をこまめにするメガネのお兄さんがひとりいて
途中から寡黙な感じのおとこの人がきて交代した
置いてあるアイテムはハンガーにかけられてる時よりも
身につけたときのほうが美しくなる洋服が多かった
きちんと考えて仕事してる感じがした
エストネーション(のオリジナルブランドぽい)とかもあった
実際に現場に携わってるひとに会うことがないし考えもしない
だけどお品物にそのいろや考え、個性が出てるなあと思った
普段過ごしていること、その空気が商品に乗って市場に出て
選ばれたり選ばれなかったりして消費されるんだと思った
日々って大事だなあと思った
お買い物のテーマ
[オフィスで仕事するわたしの服]
黒テーラードジャケット 灰タイトスカート
黒スカート 白シャツ
黒カットソー 白カットソー
石みたいないろあいだ
定価にすると11万円分くらい
カードで3万円弱切った
そして帰って
さつまいもで肉じゃが作って食べた
昨日 給料日のヒルズランチに誘われて出かけた
洋食屋がテーマなレストランでハヤシライスを食べた
かぼちゃスープもハヤシライスもコンソメと塩が強くて
ひさしぶりに外食をした気持ちになった
あまり好みじゃないなあと思った
向かいの席でハンサムさんが
「そういえば[世界はモノクロで、レイさんの存在する景色だけカラフルで色がつく]
って言ってたひと、どうしてます?よっぽど好きだったんだと思うんですけど」
と いきなり質問するから 赤面して動揺した
そんな素敵なこと言ってくれる人とわたしは出逢ってたらしいのだが
すっかりその人のこともその言葉もわすれてて消息不明で
記憶はハンサムさんの脳裏に刻まれて終わってた
わたしはそれをうれしくなさそうに話したと言った
そのわたしが残念 でも仕方ないかも
持ち物がどんなに優れていても
わたしが選ばないものは忘れる
続く物事は日々にながれ続ける
わたしの傍に置いている時点で
選んでるんだろうなあと思った
2008.11.25 Tue 00:00:00
今日はピーリングの予約の日で会社を終えて三茶へ
予約の時間も遅いからおわったら23時半とかで
歩いて帰っても電車使っても所要時間が変わらなそうなので
どのルートを使うか迷ったけど
寒くて暗い夜を歩く元気はなさそうで
地下におりて電車に乗った
渋谷ってやっぱりわかんない ヤジルシにしたがって歩いてたら
思いがけず地上に出されてしまって 渋谷を目の当たりにした
すべてが予定外だと思った
ひとつ目の角の家に立ってる木が悲しいの顔をしてると思った
そういえば前回もこの角で同じ木を見て悲しいの姿だと思ったのだった
渋谷で過ごして帰るときはいつも南側の駅だ
もう近寄りたくないと思った渋谷へなぜか降りてしまったけど
あまり重要なことはそこになくて ごちゃごちゃぽかーんだった
わたしはこれからもいろんなひとと渋谷でデートするし
珈琲も飲むし映画も観るしゴネたりウソもきいたりする
その繰り返しで色あせてゆくだろう物事について考えた
いままでのわたしは
わたしが認めたものしか欲しくないから
わたしの方が誰かを好きになって
わたしがひとを選んで生きてきた
意識せずにそれを繰り返してきた
だけどここのところ数年のわたしは違う
わたしの面倒くささを楽しめる趣味がないと無理なので
わたしを頑張れるひとじゃないと無理なのだと思ってる
わたしでしあわせになれるひとに物事を注ぎたいと思う
それに値するひとであることが解るまでは
そのひとを変えてはいけないのだと思う
そうじゃないとかわいそうなのだと思う
わたしの方が誰かを選ぶのじゃなくて
誰かがわたしを見つけるのだと思ってる
わたしにつきあいきれないひとは離れた方がしあわせなので
この先はわたしを見たら逃げて行くひとが多いだろうと思う
わたしが誰かのちからを認めてそれを本当に選ぶまでは
選択肢はすべて相手にある わたしが選んではないのだ
そのことをわたしはきちんと理解すべきだと思った
予約の時間も遅いからおわったら23時半とかで
歩いて帰っても電車使っても所要時間が変わらなそうなので
どのルートを使うか迷ったけど
寒くて暗い夜を歩く元気はなさそうで
地下におりて電車に乗った
渋谷ってやっぱりわかんない ヤジルシにしたがって歩いてたら
思いがけず地上に出されてしまって 渋谷を目の当たりにした
すべてが予定外だと思った
ひとつ目の角の家に立ってる木が悲しいの顔をしてると思った
そういえば前回もこの角で同じ木を見て悲しいの姿だと思ったのだった
渋谷で過ごして帰るときはいつも南側の駅だ
もう近寄りたくないと思った渋谷へなぜか降りてしまったけど
あまり重要なことはそこになくて ごちゃごちゃぽかーんだった
わたしはこれからもいろんなひとと渋谷でデートするし
珈琲も飲むし映画も観るしゴネたりウソもきいたりする
その繰り返しで色あせてゆくだろう物事について考えた
いままでのわたしは
わたしが認めたものしか欲しくないから
わたしの方が誰かを好きになって
わたしがひとを選んで生きてきた
意識せずにそれを繰り返してきた
だけどここのところ数年のわたしは違う
わたしの面倒くささを楽しめる趣味がないと無理なので
わたしを頑張れるひとじゃないと無理なのだと思ってる
わたしでしあわせになれるひとに物事を注ぎたいと思う
それに値するひとであることが解るまでは
そのひとを変えてはいけないのだと思う
そうじゃないとかわいそうなのだと思う
わたしの方が誰かを選ぶのじゃなくて
誰かがわたしを見つけるのだと思ってる
わたしにつきあいきれないひとは離れた方がしあわせなので
この先はわたしを見たら逃げて行くひとが多いだろうと思う
わたしが誰かのちからを認めてそれを本当に選ぶまでは
選択肢はすべて相手にある わたしが選んではないのだ
そのことをわたしはきちんと理解すべきだと思った