春よ、来い

春よ、来い
を
去年の今も毎朝聴いてた
いま思い出した

きのう
先月の陶芸教室の焼き上がりを取りにいったから
ここにしるす












これは色を青にするかしろにするか迷った



ふてぶてしいほどの歪みと
絶妙なバランスでにおうだちしてる
そんなしろい人になった

あなたがこのひととすごすとき
やさしくまるくあたたかく
そんな日々に包まれることを想って
楽しい気持ちで土を触りました




・・・・・・





じゃがいもみたい



まさに
こんなひと
を
想った





・・・・・・





鳥がすきな彼女に
ものごとをやさしくやわらかくうたうように
これからをすごしてほしいと想って土を触りました





・・・・・・



ねこのおやつ皿



2枚で対になるように作った
できてみると　重なってぴたり
離ればなれにするのがおしいなあ

あかのねことくろのねこになる予定だったんだけど
薬と炎の魔法で　優しみどりのねこになりました



・・・・・・



もういっこ
私が生きていることのしるしに
ちっさな灰皿を作ったのだけど
もう旅立ってしまった







またヘタクソなものたちが産まれました
たのしいという気持ちで土を触ったよ






・・・・・・














明け方4時
頭が割れそうなほど痛くて目が覚めた

お酒を飲んでないから二日酔いじゃないことは確か
暗闇でおでこに手のひらをのせてみたけど　冷たい
風邪をひいた訳でもなくて

昨夜　泣きすぎたせいだと思った



薬を飲んだ
暗がりで猫を触りながら
薬の眠気を待って
いつの間にかまた寝た





こころじゃなくて
あたまがわれた