忌まわしい記憶は不老不死

京都に住んでた頃　四条烏丸のちょっと入ったところに
いつも流行ってる創作割烹みたいなところがあって
自分で食べに行けるようなお店じゃなかったけど
その店のカウンターが好きだった

あるときマスターが「今日はすごいものを仕入れたんです」と
自慢げに見せてくれたものがあった
それはサツマイモのように赤いジャガイモだった
わざわざ農家に予約をして仕入れたのだそうだ

それが松井田の産直センターに売ってたりして
初めて見た時は感動した



都会ではひどくレアで高価なものが普通のジャガイモと並んでるのだ
そして料理人でもない私がひどく平凡な消費の仕方をしてしまうのだ

なんて贅沢な事だろうと思った

夕刻　急に思いついて午後休憩を取った
近所の肉屋で鶏ミンチを作ってもらった

群馬はスーパーより肉屋の方がお肉が安いし八百屋の方が野菜が安い
もちろんその方が美味しい　ほんとすばらしい土地だ














帰宅して　自分を元気づける気持ちで料理をした
また鶏そぼろを作った　それと　鶏ミンチと赤ジャガの肉じゃが

出汁　みりん　お砂糖　お醤油　これでお野菜が美味しいと日本人でよかったと思うね

日本人にしか解らないだろう茶色い料理



ちょこっと肉じゃが

ここのハコがほしいhttp://www.seikotei.jp/

忌まわしい記憶は不老不死　なんどでも蘇る

明日は社長と部長がおみえになり面談だ

社長は7月で29歳になられた　ミソジイブイヤーだ
時には縮んだり　そして伸びたり　ウチの会社はまだまだ変わりますよ
社長が何を描かれるのかを　私はいつも楽しみにしている







おやすみなさい