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わらうられつ
あしのり
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オフィスで


目につくことがあったらだめ

目立たないこと
動じないこと
邪魔しないこと
冷静
迅速
確実であること


そういうことはっきり言われた訳じゃないけど
そういうこと言われてるような妄想に囚われて
社会的に理想とされる わたしというひとが
まるで忍びのようなので 転職したいと思った


だけどほかに何するとかって
ぜんぜん思わなくて
しんだほうがましだと思った

午前中はいらいらしてた
午後は黙々と作業をした







先月 新宿でB系メンズとデートを目撃されたフリンオフィスレディは
フリンペア指輪のほかに 薬指にきらきら指輪をしてた
大丈夫かなこの子 って思ってたんだけど よりによって今日は
そのフリンレディにたてついてしまったので
フリン相手の権力を使って仕返ししようとされたけど
気づかないフリしてあげた

こころから自分のいらだちを反省したあとで
いつもありがとう と ごめんを言った

仕事がもっともっと忙しくなっても構わないけど
こういう人間関係が滅入る








定時すぎてから 誰かの思いつきでメルマガが新しくなって
それは誰かのやりたいことだから
喜んで叶えてさしあげるべきことなんだけど
フリンカップル相手の作業だったので
勝手に滅入ってしまって こころから疲れた


ひとの気持ちとかわたしの在り方とか
その色、息、形が気になってしかたない
わたしのいびつさが苦しくてしかたない





人の雑談が騒音にしか聴こえなくなってた うるさいと感じた
異常な悲しさが 理由もなくわいて 泣きそうになったりした


















苦しい一日を終えたときはいつも悲しくなる地点がある
今日はそこにさしかかって もちろん悲しくて
そして早く立ち去りたいのに 歩く気力もわかなくて進まなかった



 

いっそ忍びに就職したつもりになって自分を殺そう
人間が変わってもいいや とか 思ったあと




わたしは どうしたら楽になれるのだろう と思った












帰宅して前髪切ってまぶたも切った
仕上がりの善悪も解んない
ぜんぜんかわいくない

右まぶたがひりひりする
 




 
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しにたいと思う回数が減って
夜眠くなる
相変わらず深くねむらないけど
あんしんしてる


こういう日々があること いつか
ありがとうと言うときが来るかな


選ばれ続けることが
わたしの在る意味になったとき
わたしは最も脆いものになる
それを選び続けたい









ゆめ


昭和ブルーなタイルの浴室で湯船に伸びて

体を拭いたら きれいなはずの脱衣場のタイルが汚れていて 気になって拭った よく見ると床も汚れている 拭いても拭いても あちこち汚れていて 気づくと 脱衣場の床が 全面的に汚されてた びっくりして手元のタオル見たら タオルがべっとり 汚れたもので汚れをきれいにしようとしてた 驚いて自分を確かめたら髪が汚れていて 自分もケガレの一部だった わたしが散らかした と思った その事実に絶望して 浴室から飛び出た










 
朝から
席が隣なのにスカイプでNo.2が話しかけて来る
いつもなら干渉してこないようなことまで
チャットでがつがつ話しかけて来て
ああいま風当たり悪いのかなあって思った
わたしのなにが気に障ったのだろうと思いながら

  現在、こういう方向性としてとらえてはおりますが、
  わたしのほうから結論はお答えできません

と返したら、それきりやんだ



わたしは何かを
求められてるのだろう
応えることが必要なのだ

できなくて
くるしい









チャーミングさん







いちにちなぜか見張られてるような気持ちでおびえて
そのうえ 作業がぜんぜん進まなくて
もがいてるみたいだった

キビキビ仕事したり
善いとこみせるとか
ぜんぜんなくて
ぜんぜんだめな日だった




今日みたいな日はなにもうまくいかない


 















寮な夢


うたた寝をしていた
目が覚めたら学習室のデスクで
慌てた

もうすぐ朝礼がはじまるのに
すぐ支度をしなくては間に合わない

だけど自分のロッカーが解らない

部屋には節子がいて
わたしは動揺のままに
記憶を失っているらしいこと
朝礼に間に合う支度をしたいこと
自分のロッカーが解らないこと を 訴えた


節子が教えてくれたロッカーを開くと
ぎっしり並んでるはずの服や雑貨がなくて
残されたようなわずかな小物と
夏服のセーラー服だけが揺れてた

階下で朝礼の気配がしている

間に合わなかった
慌てた
さらに動揺したわたしは学習室に戻っていた


そして思い出した
何年も昔にこの場所を卒業していたことを

わたしの荷物などあるわけがないのだ
どうしてわたしは
記憶を亡くしているのだろう
なぜここに戻って来てるのだろう
と思った

クレイジーな絶望で目が覚めて
傍らに眠るネコズの存在を意識して
夢だったことを知った


切り裂くように悲しくて
仰向けのまま 暗闇に嗚咽をあげた

そしてすぐに睡魔に落ちた



すぐに眠くなる
すぐに目が覚める
すぐに眠くなる

眠りに入る瞬間を何度も味わった

眠れないよりはしあわせ
そういう夜だった







節子に会いたいと思った





夕刻 オフィスの窓に
いきなりたたきつけたような雨
落雷 稲妻

落ち着いたら帰ろうと思ったけど
落ち着いたはずの雨あしも容赦なかった







水しぶきの交差点




おかげで



歩道橋という川を渡った





手加減なく世界が濡らされている
わたしもそこでは
雨ざらしの一部になっていた

すべてのライトが路面に延びていた
きれいだ

こころが踊った
雨がすきだ

















背広が部屋にきて
次日の午後に帰った





わたしがくろいろを紡ぐヒマがないこと
いまひたすらしろが在ること








 
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