九州女ですから。

うつくしいあさ
うつくしいにわ

階下の中国人はジャンプ亭ジャンプと似てる
ジャンプ亭ジャンプと初対面の時は
必要以上に男の人と関わりたくなかったので
あいさつをどうしようか一瞬迷って　無視した

今朝　アパートの下で　ジャンプ亭ジャンプの恋人と会った
彼女と私が会ったのは初めてだったので　どうしようかと思ったけど

　　　　　　　　「おはようございます」と声にしてみた

「おはヨございます」と以外にふつうの挨拶がかえって来た
日本語の解る住人らしい　よかった
そして　彼女はしゅっとした感じの、清楚な花のような人だった　かわいいなあ

ジャンプ亭ジャンプが彼女を大好きな様子はもれてくる声の調子で感じたけど
(・・・何喋ってんのかワカンナイけど)
ジャンプ亭ジャンプには最高の彼女だと思った　ヨイヨイ

カギを持っている彼が遅刻したため
みんなで開城ならぬ開鍵まち

また事故だ（コツンとかすった程度らしい）

私が何かを大切に想って　そのひと、ものごとと接するとき
それは　穏やかばかりではなく　突風が吹く　かきみだれる
私の相手に対する思い入れなんて　身勝手で一方的なもので
対象となるものが同じ温度で早さで変化する訳ではないのだ

今朝　出社して上司君より昨日の彼の話を聞かされた
彼は私が思う以上に子供で　幼稚な人だった
びっくりして　そのあとがっかりした

個人について　仕事について
考える時間を設けよう思って話を切り上げたんだけど　修復まで必要だったのかな
もういちど時間を改めてお話ししようと思ったのに　彼はそれを選ばなかった

　　朝から2時間かけて上司君と電話　ただ悲しくてこっそり泣いた






いちにち、頭痛が続いた　ズキズキというより　キリキリという痛み
商品管理君が「おなかすかないんですか？」と優しく聞いてくれ
「おなかすかないですねえ」と答え　でも食べないと気を使わせるので
ものすごく遅く昼食　ついでにおなかも壊した

頭がずっとずっと痛い　キリキリしてる　割れそうだ

上司君は　2時間の中で　私がこの会社を想って仕事をしていること
そういうクオリティのものがあがって来ていると　常に感じること
他の誰かではそういうものに成らないと思うと言ってくれた
そういう風に見てくれている彼が上司でよかったと思った

だけど
私はやっぱり誰にも関わらない方がいいし　何も想わない方がいいと思った
この職場を辞めようと思った　つうじないし　温度が合ってないと思った



だけど辞めたからと言って　この類いのトラブルはついてまわるだろう
だから何処にも属さないのがよいのだ　もういっそ死んでしまえばいい

小学校の頃の通信簿を見ると「正義感が強すぎます」と必ず書かれてた

私は人の行いのずるさやまちがいがゆるせなくて　それを語りあおうとしたり指摘した
それに対して相手は自分に否があって肯定するような説明をできないから
反発を産んだ　よく解んないケンカもあった
私は　誰かを味方にするとか　影口を言うとかそういう利口さがなく
1本勝負だったりして　あるとき
気がついたらクラスのほとんどの女子がロッカーの前にいて
私をきらいな、ずるい女子が私になんか言って来たことがあった
みんながずるい女子の味方の顔して並んでいることを　たいしてどう、とか思わなくて
ずるい女子の言うことも説得力に欠けてて　ぜんぜん響かなかったし
なんだろう、これ　と思った　で　ぽかあんとして　みんなの顔を順番に顔を見てたら
小学校1年の時から私が大好きでよく遊んでた子も　ロッカーの前に立ってた
彼女は私と目が合った瞬間　隠れたいような顔をして目を逸らした

子供心に様々な事情を察した　彼女もひとりになりたくないひとなのだろう
それでも私に対する罪悪感があることを感じた
彼女があっち側にいて何も言わないことをひどく悲しいと思いながら
私はそれを理解して　彼女がそこに立っていることを許してた




て
ことを思い出して
あー・私って　あいかわらず人と向きあいたくて真剣勝負を挑んでばっかで
ぜんぜん成長してないんだなあと思った




頭が痛い　キリキリした　割れそうだった

私は道徳が過分なのだ
そういう指摘があった
そうじゃない生き方を
私はできないと思った



今日はずっと頭が痛くて
今日はずっと悲しかった