黙ってるのがいちばんおりこう。

　
電車で前橋駅着「たぬき」へ　初めて前橋の居酒屋に入る
昭和の煙に巻かれたような店内に入ると　平日の夜なのにほぼ満席

「あーわかったあ！スッゴク踊る子じゃない？
　[[あの娘は誰だ]]っつぅんでプチ有名だよー」

と店に入るなり開口一番に言われ。
去年、あのイベントに居たよね。イマシタ。あれも来てたよね。キテマシタ。
初めまして。初めまして。

踊っている時というのは　私が
どういう顔をしていて・こんな声をしてるとか・どういう服を着ていて・どんな仕事をしているかとか・なにが好きかとか・どういう事を想って・どんな生活をしているとか・私がどうしようもなくこんな人である事なんか誰も解りはしない　　感じたことに踊らされてるだけで裸なので　その時の私が
この人の記憶に残ることができたのだったら嬉しいなあと思った


ブタの角煮がとろっとろで美味しかった


しかし私のことを話し過ぎた
私いきなりあついから普通の人は火傷しちゃうかもな
ネコ好きじゃなくてネコ舌だったら[食えないやつ]みたいな

生きてることが害だなあ　それに相対して人の優しさをいつも見る
私が踊ってるところを見てるだけの方がいいかもよ


私こんなんでごめんなさい






今日知り合ったひとは
切れながの二重の目がきれいで印象的で　すこしふくよかで色白で
人を安心させる雰囲気のおんなの人だった


思ってる事をつい口にしちゃうことについて

「私も最初はそうだったけど
　親しくなるまで少し待つようにしてる　いまこういう話をして大丈夫だな、
　と思えるほど仲良くなるまでは　思ってる事を話さないことだよ」

と言った

静かに順番を待つこと。こないだ私が考えていたことと同じだと思った
その言葉は正確に物事を捉えたうえで　こころから産まれていて
彼女の厚みを感じた　いいひとだなあと思った
おとなの女の人だと思った


彼女は前橋のCYO-SKEのオーナーさんだった
前から気になってたお店だったので
近いうちに行きたいなあ






今日の私は語気がケンケンしてよくないがしたので
誰のことも傷つけてなかったらいいなあと思う

外から見るとそう解らないのだろうけど　内側から見ると目をそらしたくなる
彼女はこんな私を知って苦手だと思わなかっただろうかとまで思ってしまった
自分が嫌になった　私は醜悪の塊です　生きてる害です　あからさまにお知らせします


・黙ってるのがいちばんおりこう。





朝一番の鳥が叫んでおります
やっと眠れます

いま朝の4：10

6月28日
リコン1年目です


おやすみなさい

装いも一新
夏毛だよ