情緒不安定に月・ナーバス・バッド・バラッド

ハンサムさんがもらってきてくれたおみやげ
物がない時代を思わせるビニルの包装が
なんだかあったかい感じ



プレーン
ココナツ
パイン
黒糖
紅芋
芋

こんなにいろんな味があるんだ
しらなかった

事務所でMacとにらめっこ　ラジオから岸田君の新曲が流れてきた

「さっきの　くるりだったんですね
　違うような・くるりのような感じで
　どっちだろうと思いました」

曲が終わってからハンサムさんが話しかけてきて
「ああ　また[新しいくるり]な感じでしたね」と返事をしてから
私っていまひとりで居るんじゃないんだ　と思った

ひとの声がこころから発せられて　すぐに到着する、あたたかさ
…みたいなのを感じた　ハンサムさんの声が生きてる感じがした
ハンサムさんのまわりから私の世界に　ぐわっと色が戻ってきた

私は今日ずっとひとりだったのだと思った
考えごととMacとずっとにらみ合ってた
多分ずっと黙ってたしにこりともしなかったはずだ

まる。

午後後半　懐かしい曲がラジオからやってきて胸に刺さる
私の中でこの曲はもう既に　この歌手の声ではなくて
アコギと平凡とセットになってると思った


私と出逢うまではそうだったように　これからも
いろんな女の子の前で同じ歌を歌うのだろうけど
私の中でこの曲はアコギと平凡のまま
変わらないだろうなと思った

久しぶりに聴く曲のせいで　ひどく乱れて　考えごとが逸れて
ある意味ずばりと射抜かれて　Macを前に作業しつつチラ泣き

まる。

新しくきれいなサイトを　また見つけたから　上司君にスカイプで教えてあげたら
とてもいい感じだとサイトを褒めた上で
技術的にも私たちも内容面でもスキルアップしたいですね　と言うから
なんだかまだまだ足りないのだとはっきり言われた気がした
私も自分をまだまだだと思ってる　ぜんぜんだと思う
昨夜そろそろ新しいソフトの勉強をしたいと思ってた矢先に
足りてないから勉強をしろと言われた気持ちになり
ちょっといらいらした　あー今日の私って何考えてもワルイと思った
[よりによって今日なんでこういうこと言うんだろう]と思ってシカトした
タイミングあわない。


　　　ナーバス。

　　　そういう言葉がぴったりだと思った



つまり今日は　究極の情緒不安定で
シッポからハナサキまでずっとピリピリと逆立ってて
今までにないほどの濃さで涙が出番を待ってる
その存在が漠然としていて具体的な理由もないし
どうしたらいいのかワカンナイからすぎるのを待った

にじゅうまる



というか　水玉

もしかして、去年の今日ってどうしてたんだろう　と思って
去年の今日の日記を見たら「去年の今日の日記を見た」と書いてあった
やっぱり同じく悩んで同じように去年の(一昨年の)日記を見てた
で・こんな風に過去と現在の私について比較した上で感想を書いてた

去年の私は
「去年の(一昨年の)私が感じたことを忘却していた。
　今思っていることは、気持ちの迷いでしかない」
と書いてたけど

今年の私は　去年の日記を書いた私が迷っていたのじゃないかと思った
見誤ったのじゃないかと思った


どちらにしろ　6月25〜26日は毎年同じようなこと考えて死んでるらしい

私って　つくづく
もつれた糸を解く作業がすきだな

で　最終的に巻かれて死んでる

「まいにちまいにち同じ写真」



「レイってばあきないね」





今朝　眠っているネコズがあまりにもかわいくて
目の前で丸くなってみた　あくびをする私のネコ
かわいい　やわらかいもけもけしてるあったかい
ネコってなんでこんなに美しいのだろうと思った

こういうものに私もなりたい

ちょっと　はりさけてて
そこから糸がはみだしてる

解きながら紡いでいる声は
言葉にすべきではないのだ


糸が解けたら
新しくなれるだろうか







ごめんなさい

いつも　ありがとう
おやすみなさい