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わらうられつ
あしのり
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事務所の午後 昨日が休日だったハンサムさんは
昨日の昼間はうたた寝をしてしまったと言った
先日お亡くなりになられたお祖父さんの夢を見たと言った

  ハンサムさんは幼児に戻っている
  お祖父さんが昔住んでいた家に遊びに行った
  お祖父さんは元気で笑ってる 家族の誰かが
  「そうだ、お祖父さんは死んだんじゃないか」と言った
  「ポケットに300円だけあったから3日間だけこっちに帰ってこれた」と
  お祖父さんは笑った

  ハンサムさんの郷里では ひとを弔うときに
  焼いてもなくならない小銭を持たせる風習があるそうだ
  [葬儀のとき 腰につけた巾着に入っていたのは300円だったんだ]と
  ハンサムさんは思った

  現在介護施設に暮らしているというお祖母さんも昔の家に来た
  お祖母さんのところへ連絡が来て用件を済ませにお祖母さんは出かけたりした
  夢の中でお祖母さんはすでに他の暮らしがあって
  一緒に暮らしているひとから何か役割を任されていたりするらしい

  だけどお祖母さんはお祖父さんのところへ来るから
  もうひとつの夢の中の暮らしがおろそかになってしまった

  だけどそれはお祖父さんがこっちに来ている3日間だけのことだから
  大丈夫だ.とハンサムさんは思う



そういう夢だった
目が覚めて「ああ今日ってお盆初日だからか」とやたら納得したのだそうだ

          「それは会いに来てくれたのでしょうね」と私

出来事の優しさに胸がいっぱいになってしまって 泣きたくなった









祖父母にまつわる幼児期の話をハンサムさんは話しはじめた

お祖父さんはよく笑うひとでお祖母さんは穏やかなひとだった
年頃になると祖父母の家へ行かなくなってしまったけど
祖父母の家が大好きだった お迎えが来ると
明日も来れるのに 帰りたくなくてわんわん泣いた
それを見て母親は「また来たらいいじゃないの」と言い
お祖母さんは孫の涙につられちょっと涙ぐんだりした

夢の中では大好きで仕方がなかったころの祖父母さまが
ハンサムさんの前に居た



なんて優しい夢と記憶なんだ
愛しさがいっぱいつまってる
感極まってしまった














しあわせでもっとも平凡な記憶
そういうものに蘇りたい













向こうの世界で100円がどれくらいの事を出来るのかと
ハンサムさんが心配していたので 私もいろいろ考えた

300円で3日なのだったら 大切なひとを送る時は
いっぱいいっぱい小銭を持たせたいですね と私







向こうからこっちに帰ってくるとき
このひとのところへ帰りたい、
どういう時期の姿で会いたい、
とか決められるのじゃないだろうか
と思った

ハンサムさんが毎日の別れを泣き惜しむほど
大好きだったころの
お祖父さんで会いたかったのかもしれないと思った



ひとがひとのこころに生き続けること
平凡が愛であること その優しい質感について
どっぷりと考えながら作業をした









ひととひとの結びつきが
そういう出来事なのだったら
また結婚もしてみたいと思った













ショップのイベントの制作物のあとに
正午すぎに至急で雑誌の原稿が入った
ここのところ3-4日おきに休むシフトだったので
8日勤務はかなり自分を消耗した




ニノウデにサインもらった



Keek
smile
AK”

って書いてくれた気がする
っでどういう意味?















夜は DANNY KRIVIT & AK@WOAL へ




いつもの3倍のお客さんで冷房が追いつかない 熱気で倒れそう

低い音もひずみも高音もすべてが気持ちよく体内を揺るがして
サウンドシステムがすばらしくいい音をだしてた
天井やブースにたくさんの風船やリボンのデコレーション
いつも以上に丁寧で力の入ったDJプレイ

今日という日を丁寧に大切に迎えようとしている
主催者さんたちの息づかいであふれたフロアだった
ひとが多いので椅子に立って 踊らず揺れた
さまざまなことが体内に浸透してゆく
ひどくしあわせな気持ちになった
ありがとう WOALだいすき と思った

今日という日のこの瞬間の美しさを
この土地の記憶にしたいと思う






AKは写真通りのきれいなひとだった
CDにサインをもらったあと何度も握手をして
ニノウデにもサインをもらった また来て欲しい
だけどその時 私はここにいない と 思った
















蝶々が舞ったとして この世界から消えてしまうのだとしたら
それは蝶々が生きるためのあまい蜜がないからじゃないかしら






質問が思いつきでぱっと発されて その答えをずっと考えちゃうような
そういう“どうして?”を持ってるひとってば おもしろい



私はといえばあきもせずぼんやりと 永久に続く花を探してる












・4:52 キタックる☆

・AKのライブ見てニノウデにサインもらって CDにもサインもらった いつもより丁寧なDJとたくさんの風船 いつも以上ににごりのないきれいな音 いつもの3倍のお客さんたち 私の名前を呼んでくれるひとびと とってもしあわせな気持ちだった

・この夏のイベントのチケットがあと1枚 宿題のように残ってる
 それが終わったら しばらく身を潜めよう

・ああ。目が覚めたら乾いて砂になってたらいいのに。消えてなくなりたい。





 


 
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おことば

無題
CGE 2007/08/17 (Fri) 18:50:18 EDIT
Keep smile.
Keep slow.
Keep yourself.

蝶々♪
 
from レイ 2007/08/17 (Fri) 21:04:59
 
わあ
ありがとう♪

週末楽しみにしています。


レイ
 
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