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わらうられつ
あしのり
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2日目の休日
正午に起きた







明け方 明るくなってから眠ったのと
一昨日の集中して踊った疲労感であまり寝た感じがしない

14時ごろ3度寝から目覚めて
あたらしいワンピースの形が降りてきた
ミシン遊びをしようと思った

だけどいまのカットも気に入らないので
美容師のところへ行きたいなどと考えて
たらたらしていたら16時になってしまった
ミシンはあきらめて美容室へ予約をした























美容師は髪を触りながら 来月から伊勢崎店へ移動すると言った

今年の春、他の美容師にカットしてきた私に「浮気しないでくださいね」と言った彼が
今日は「髪を切ってもらう時は “ 重ためで ” と言った方がいいですよ」と言う

伊勢崎は車がないと行けないところなので 自転車の私には通えないからか
彼にとってこの町から車で45分の距離はものすごく遠いところのようだった
私は今日が最後ではないと思ったけど 美容師は
私含め、様々なことをひどく寂しがっている様子だった

美容師はいつも以上に丁寧な仕事をしてくれた
カットが終わって、やっぱりこのバランスが善いと思った
仕事が美しいと思った












縦の月















カットが終わったのは20:30 もう夜だった

タイヤがアスファルトを流れる音
赤信号の向こうの赤信号
轟音のトラックのテールランプ
ほのじろい光をもらすコンビニエンスストア
誰も歩かない住宅街
誰かのためのテレビのひかり
団地を照らす蛍光灯のドット
交差してくろく絡みあう電線
線路際で点滅する遮断機の赤
ゆっくり通り過ぎる市バスの文字
女主人の名前が書かれたパブの旧い看板
黄信号の短い注意
青く光る方向指示器
図書館のタイル
ファミレスに満ちている肉と安心の気配
網戸だけの無人の部屋の漏れる光
流れてるシャンプーの匂い
一方通行のしめす方角
酔いの匂いのするひと
ヒマそうな平日の飲食店
ゆっくりと青信号にかわるためいき
どこまでもリレーする夜虫の歌声


すべてが生きていて 美しく感じる夜だった
とまっていた うごいていた
























途中でおなかがすいていることに気づいてモリオカフェへ
記憶では火曜が定休だったから 閉じていたら帰ろうと思ってたけど
8月からは月曜が定休日になっていた


あいするシロネコへ久しぶりのメールを打ちながら
8月のカレー“MORIO風タイカレー”を食べて
レッドアイを飲んだ



























何をカウントして・どう判断するべきなのか不明で
ここには書かなかったけど 美容師は私を恋だった
とても尊重して大切にしてくれて連絡もくれた

このタイミングで 彼は仕事から愛されて移動が決まって
私が居るこの街から彼は離れてゆく

私が彼から離れるのではなくて 彼が私から離れてゆく
寂しがりなくせに求めることが不器用な彼には
それがちょうど良いと思った

うまく出来ていると思った



やはり彼ではなかったのだと思った






運命は私に彼を選ばなかったのだと思った













「私にとって大事なのは、どれだけ多くの人が、
私の絵を気にいってくれたではなくて
だれが気にいってくれたかなのだ」











物事はちゃんと動いているのだと知った
運命はヤジルシを書いたと思った

















・おきてる ぜんぜん寝てない感じの疲労感だから二度寝ダイブしたけど 途中で新しいワンピースのかたちが降りてきて興奮して起きてしまった 今日はミシンで遊ぶつもり 暗くなったら美容室行こうかな.どうしようかな

・ホットケーキみたいな甘いもののカタマリが欲しいけど そこに辿りつくまでに私的順番があるらしい 麦茶→アイスコーヒー→カボチャの冷製スープ→→甘いもののカタマリ それに沿って現在麦茶段階..道のりは長い

・いきなり思考の溝にハマって息ができなくなったり.夜虫の旋律の美しさやチョコレートの甘さや..たったいま流れてきた感覚に躍らされて深呼吸したり..生きてきたことにころされながら.生きていることにいきてる..わたしのこころは勝手にくだけたりふくらんだりする.

・アイスコーヒーは後回しにしてカボチャの冷製スープを飲んでる ハッキリ言って美味しい! 自分を喜ばせるための料理に自分で喜んでおる 平和である

・玄関のドアのこっちがわに水を打った ボロアパートの廊下水浸しで 犯人がわたしでーす とバレバレ 共犯の夏が証拠隠滅を画策してくれてるところ

・深夜の買い物は食欲もなくて.なにも欲しくないと思いながらドンキをふらついたけど..いま見たらレシートの長さで30cmモノサシがつくれる..それぞれ単価は安いけど支払額が予定外で キツネじゃなくてあのペンギンに包まれたきもち.

・もしかしての3度寝はロングダイブだった いまおきたところ なんとなくうるりん でもミシンして美容室は無理そうな気配 二者選択で迷うところ

・はちみつたっぷりのホットケーキを焼いて.アイスコーヒーたてて飲んでる..眠りたいときに寝て・食べたいものを食べ・飲みたいものを飲み・化粧もせず部屋着のままヨクボウのままに過ごしておる..オトナになると自分次第でなんでも叶う...リソウが叶うのとヨクボウが叶うのは違うから難しい

・わたしがいきているということをあいしてください

・わたしがいきているということをおゆるしください

・あなたがいきているということをあいします

・ミシンあきらめた 美容室にトリートメントとカットで予約した

・恋はどうしてステキなままでいてくれないんだろう
 愛はうとましいほどひたすら優しいのに 恋よりも愛が好きだ
 とくに浮いたお話もないのに恋愛脳がカッパツ

・吾が雄ネコが常に膝を占領して溶ける休日 こんなデレデレしてくれるの君だけだよ あいしてる

・飽きないってだいじなことね

・浮気して違う人のカットで現れた私を見て 私の美容師は静かに悲しむに違いない
 だけどちゃんと私に美しいカットしてくれるはず いまからそれを見てくる





・帰宅した。やっぱり美容師は私を好きで・いい仕事をしてくれた
 ヒトナミに美しくなった ありがとう 

・ものごとは動いている ことがらは常にはじまりを産み続けながら この瞬間を「今」に変えている

・さまざまなことがちゃんとちゃんと呼吸していた いろんなことが伸びたり縮んだり 動いてた 

・たったいまも、さいご であり はじまり なのだと思った 大切にしたい

・ネコズが私に飼われて この先も ともに流れ続けるように 私もまた運命に飼われた猫なのだと思う

・猫は運命の記す場所へ在ればいいのだ 任せておこう
















このちいさな毛むくじゃらを越えるいとおしさを待っている

現在 私に美しいトリートメントとカットでうるツヤですよ
おやすみなさい













 
 
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