しましまのおへそ

明るくなってからWOALを出た

部屋でシャワーから戻りなんとなくMacたちあげて
朝6時



前の庭を手入れするケンタッキーさんのお姿

とても正しい姿だと感じた









ケンタッキーさんは薔薇の花とお話をしていた



ぱちん　ぱちん

と　ケンタッキーさんの手元から
要らない枝を落とすはさみの音がしている
冷たくて静かな朝に響いてた

それはとても美しい音だと思った




私は　しばらくそのお姿を
ネコズと息を殺して眺めた

そして寝た

目が覚めたら正午
洗濯だけ済ませて身支度

きのうのサルエルパンツとおでかけ

ひさしぶりにピンクのシャツジャケットを着た
私が私であることを楽しむための装いなので
昨日に続き　縁遠い格好です　自己満足の世界

お兄さんのスタイリング通りに着れてないけど
これから[大人のサルエルパンツ]を勉強します








ブランカフェへ



おへそに来ています

なぜおへそなのかというと
わたしとしまねこのちょうど真ん中だから

今日のオーダー



ジャガイモとカニクリームのオムライス






前回に学び[プチ]で。(量が多かった)











今日はしろい午後だ








デザート・ドリンクのセットにした



グレープフルーツとオレンジのタルト

この場所に来たかっただけなので　何を食べる　とか決めてなくて
パスタにしようかと思ったけど　やっぱりオムライスだなと思った

今日も　かわいいものが運ばれて来た　そして優しーい味
私的にはクリームのオムライスは粒マスタードの方が好きだと思った
でもとっても美味しかった　やっぱりうっとりした

静かな時間が流れる
今日は手紙を書きに来た
ボールペン走らせたり








緑を眺めてぼんやりしたり

到着したのが4時で　ランチのあとの客足の途切れた時だったのか
お客さんはひとり　本を読んでいる女の子だけだったので静かだった
でも　オムライスを食べ終わったあたりで
カップルと中年女性グループが来てお店はにぎやかになった



カップルはあまり会話がない
香水の匂いがしそうな男の人が私から見える　無表情だ
女の子は雑誌を持って来てぱらぱらめくっている
ふたりは食事だけすると　すぐに出ていってしまった
私は私と過ごすことを楽しんでくれるような人がいいなあと思った
ひとそれぞれ　いろんな楽しみ方があるなあと思った



もう1組カップルが来た
黒髪ストレートにキャップ・ホットパンツのサーファー風女性(推定30半ば)を連れた、
赤白チェックのシャツにジーンズ(推定50代)のおじさんで　なんか不思議なふたりだった
何を話しているのか解らないけど、お姉さんはよく喋る
おじさんのことを好きなんだなあという声だった

私がお会計をして持ち帰りのケーキができるのを待っていたら
不思議なふたりもお会計をしに来た　ふたりは私より先にお店を出て
マスタードイエローの外車のオープンカーに乗って走り去っていった
ディスコとかイタリア(フレンチではない)とか偽バブルな匂いがした

それでちょっと昭和な青春を感じて照れくさくなった
あの時代独特の[ガンバってる・キメてる]感じがあった
わー・・・ワカンナイ。と思った
ひとそれぞれ　いろんな楽しみ方があるなあと思った

帰路　夕焼け

それが今なのかどうか考えて　私の順番が来るまで待つこと
物事に逆らってムリに引き寄せたり距離を縮めたりしないこと
今は　今とする　そして新しい世界へも目を向けること

自分に対して正しいと思う姿勢で歩くこと　美しく在ること
そうすれば　自分の想うことに共鳴した友達が集まってくる
その出会いを楽しみに変えていくこと




なんか思った　いずれ誰かと出逢う　その人はどこかで待ってる
今は今とする　そして私は私の順番が来ることを待とうと思う